高知大学理学部平成１５年度専門コア情報処理演習

平成１５年度専門コア情報処理演習 _y
（理学部数理情報科学科イ組対象、塩田教官） _y
１月１９日の教材（２）

□　作業の流れ：コンパイルから実行へ

PASCAL や C のソースプログラムは人間が理解しやすいような言語で記述しますが、これを計算機が実行するためには機械語に翻訳しなければなりません。この作業をコンパイルと言います。
まずは test1.p をテキスト・エディタに呼び出して眺めてみましょう。
test1.p は四則演算のサンプルプログラムです。
PASCAL では中括弧の中が注釈文になります。 test1.p に使われている命令の意味は注釈文に書いておきました。
ここのシステムでの PASCAL のコンパイル命令は gpc です。

gpc　-o　test1　test1.p　　
これで test1.p をコンパイルして、test1 という名前の実行ファイルができます。注釈文から端末エミュレータへコピーして使ってください。

端末エミュレータで

test1　　

と打つと実行が始まります。

四則演算のサンプルプログラムです。
ふたつの整数 a,b を入力してください。　　
a = 12345
b = 678

実行 :
    a = 12345
    b = 678
a + b = 13023
a - b = 11667
a * b = 8369910
a / b = 18 余り 141

四則演算のサンプルプログラムです。
ふたつの整数 a,b を入力してください。　　
a = 123456
b = 123456

実行 :
    a = 123456
    b = 123456
a + b = 246912
a - b = 0
a * b = -1938485248
a / b = 1 余り 0