平成15年度 専門コア情報処理演習
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(理学部 数理情報科学科い組 対象、塩田教官)
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12月15日の教材(2)
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□ チクタクコマンド
最初はチクタクコマンドを作ります。
#!/bin/csh -f
sleep 1
echo "Tick"
sleep 1
echo "Tack"
という内容のテキストファイル tick を作って
chmod +x tick
と打ちます。
tick を実行してみましょう。
tick
1秒後に Tick が現れ、 その1秒後に Tack が表示され、さらにもう1秒たつとコマンドプロンプト に戻ることがわかります。
sleep 1 は 1秒待て、という命令です。
echo は出力命令です。
パスが上手く通っていない人は ./ を付けて
./tick
と打つ必要があります。( TA さんに相談するか、今後も ./ を付けるか ... )
□ 繰り返し文
while (条件) ... end という書き方を使うと
...
の部分を 繰り返し実行することができます。 条件として 1 は真を表わしますので、 次のようなスクリプトは無限回繰り返されることになります。
#!/bin/csh -f
while (1)
sleep 1
echo "Tick"
sleep 1
echo "Tack"
end
このスクリプトを tk というファイルに作成し、実行してみましょう。
end のあとで改行しておかないと正常に動きませんのでご注意。 (このあとに作るスクリプトも、最終行の後ろに改行を入れてください。)
放っておくといつまででも動いていますので、 中断するには [Ctrl] C を押します。
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