平成15年度 専門コア情報処理演習
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(理学部 数理情報科学科い組 対象、塩田教官)
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11月10日の教材(3)
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□ ; | > >! >> <
複数のコマンドを続けて実行したいときは ; でつなぐことが出来ます。 例えば
cp ~shiota/scjse/latin11 . ; more latin11
とすると、shiota のホームディレクトリにある latin11 というファイルを自分のカレントディレクトリへコピーして、 続いてその内容を表示させます。
( 外部の方は
latin11 はここからダウンロードしてください。
)
ひとつのコマンドの出力を次のコマンドの入力にするには | を使います (パイプという。キーはキーボード左上の¥のシフト)。 例えば
cat latin11 | sort
sort は(文字コードの若い順に)行を並べかえるコマンドです。
コマンドの出力をテキストファイルに保存するには > を使います(リダイレクション)。 例えば
ls > list
ちゃんと ls の結果が list に保存されたかどうか
cat list
で見てみましょう。
既存のファイルを > の出力先に指定することはできませんが、 上書きで書き換えてよければ >! を用いて
date >! list
のようにできます。
cat list
で見てみましょう。 date は現在の日付と時刻を表示するコマンドです。
またコマンドの出力を既存のファイルの末尾に追加するには >> が使えます。
cal >> list ; cat list
cal はカレンダーを表示するコマンドです。
既存のファイルをコマンドの入力にするには < を用いて、例えば
sort < latin11
のようにします。
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