数値解析 第1回 (1) ガイダンス
はじめに
- 数値解析とは、計算機を使って数値計算を行うためのアルゴリズムを勉強したり、
アルゴリズムの高速化、誤差解析、などを論じる学問です。
- 授業では次のような内容について講義します:
- 扱う数値計算の状況設定
- 計算方法のアイデア
- アルゴリズム
- 誤差評価
- 実装上のノウハウ
- 実際のプログラミングには、時間外学習の課題で取り組んでもらいます。
教科書(必携です)
-
戸川隼人著,「数値計算」 = 情報処理入門コース7 ( 岩波書店 ),ISBN 4000078577
評価方法
- 成績は、講義で紹介した種々の数値計算法に関するプログラミング課題等を数回課し、
そのレポートをもとに評価します。
定期試験はありません。
従って、履修はプログラミングができることが前提です。
- なお、レポート作成については以下のことを注意してください:
- プログラムは自作であること(共同制作した場合はその旨明記すること)
- 検算ができるものについては必ず検算を行うこと
- 誤差・計算速度等に関する考察を詳細に行うこと
...
考察に小学生みたいな感想を書くのは心得違いです。
「考え、察するところ」を述べてください。
受講確認について
- 受講確認はメールで行います。。
- 受講確認メールの出し方は毎回の教材の中で指示します。
課題提出について
- 1学期は突然のオンライン授業化でしたので塩田の授業でも締め切りを甘くしましたが、
この授業は原則締め切り厳守とします。
- 課題を提出して頂いたメールには確認メールを返信するようにします。
数日しても返信が無い場合はお問い合わせください。
- 指摘した個所が修正できたら再提出して頂いて構いません。
- 課題を複数回分まとめて提出されると見落とす危険があります。
1回分ずつ送信してください。