第11回の教材(5) 演習編 ペイントを用いた画像の加工

フォントにない漢字

  • 塩田研究室に牧角(まきずみ)君という学生がいて、 「角」の字は本当は
    のように真ん中が突き抜けるのですが、普通は出てきません。
  • 南国市に「大そね」という地名がありますが、「そね」の字
    は環境依存文字なので、 コンピュータによっては変換できません。
  • 創作漢字コンテスト という、新しい漢字を作ってみよう、というコンテストもあります。
  • フォントに無い漢字を自分のコンピュータで使うには「外字を登録する」という方法もありますが ( 参考: FIJITSU Q&Aナンバー【7210-8294】 ) 、 人に説明できるように画像として作るには次のようにします。

ペイントを用いた画像の加工

 たとえば「虹」と「鰯」の字から
という漢字(弱虫、のつもり)を作る手順を示します。
  1. WORD で「虹」と「鰯」の字を書いて、キャプチャーした画像をペイントへ貼り付けます。
  2. 拡大表示して作業すると微妙なところも上手にできます。 右下の倍率バーを使うか、拡大ボタンを使います。
  3. 不要な部分を消去します。
    • 大まかなところは、選択ボタン → 消したい範囲をドラッグして選択 → 右クリック → 削除
    • 細かいところは、消しゴムツールを使います。
      きわどいところは消しゴムカーソルの位置を止めてクリックするとそこだけが消えます。
      ( 消しゴムツールからの復帰は、たとえば「選択」をダブルクリック。)
  4. イメージ → 選択 → 「透明の選択」にチェック
      
  5. つくりを選択して適切な場所へドラッグ。
  6.  → 
  7. 矢印キーで位置を微調整します。 (クリックすると確定されてしまいますので、上手くいかなかったらやり直し [Cntl] + Z。)
  8. トリミングして無駄な余白を削って
  9. ファイル → 名前をつけて保存

発展課題

  • 自分で面白い字を作ってみましょう。( 思いつかなければ上の弱虫でもいいです。)
  • 提出方法は標準課題と同様です。