第8回の教材(2)   演習編 表計算ソフト Excel その2
Excel の計算機能
- 今日は Excel の計算機能を覚えます。まずは 課題のドキュメント(L08.xlsx) をダウンロードしてください。
- サンプル(計算前)には、タケノコ掘りのアルバイトの、アルバイター毎の収穫量が書き込んであります。
これを元に収穫量合計やバイト料を計算したのがサンプル(計算後)です。
- 例えば有光君の給料の計算は
- C4 のセルを選択
- 入力欄に = -$B$16 + $B$17 * B4 と記入
- $B$16, $B$17 のように $ の付いたセル番号は 絶対参照 と言い、
計算式をどこにコピーしても同じセルを参照します。
この場合、$B$16 は基本給を、$B$17 は1個収穫する毎の給与を表します。
- B4 は 相対参照 と言い、
計算式をコピーすると相対的な位置関係が同じセルを参照します。
この場合、C4 のセルから見て B4 は左隣ですので、コピー先では左隣のセルを参照します。
- C5 ~ C13 のセルに C4 をコピーすると、それぞれの給料が計算できます。
- 収穫量合計は関数 SUM を用います。関数は入力欄の左の fx のボタンから検索します。
- その他どんな計算式が使ってあるかは各セルをクリックしてみてください。
- データの並べ替え方も覚えましょう。
課題
- L08.xlsx の「6月7日の課題」のシートを開けてください。
生徒35人分の5科目の試験成績が書いてありますので、次の成績処理をしてみましょう:
- 生徒ごとの合計点を計算しましょう (SUM)
- 合計点の平均点を計算しましょう (AVERAGE)
- 合計点の標準偏差を計算しましょう (STDEV)
- 生徒ごとの偏差値を計算しましょう
- 偏差値 = ((個人成績 - 平均点) / 標準偏差) * 10 + 50
(平均点 $G$37 と標準偏差 $G$38 を絶対参照します)
- 合計点が全体の中で何番目かを求めましょう (RANK)
- 標準偏差が50以上はA, 50未満はBの評価を記入しましょう (IF)
- 完成したら
メール
に添付して塩田まで提出してください。
- 宛先は shiota@is.kochi-u.ac.jp
-
件名に
自分のユーザID 6月7日の課題
と書いてください。
課題の補足
- 偏差値を四捨五入するには
- H列を選択
- 右クリック → セルの書式設定
- 表示形式で「数値」を選択し
- 小数点以下 0 桁で OK
- データの並べ替え(成績順)
- a1:j36 を選択
- データタグ → 並べ替え
- 「先頭をデータの見出しとして...」にチェック
- 最優先されるキーを「合計点」にして OK