第1回の教材(1)

スタッフ紹介

  • 担当教員:情報科学科 塩田研一
  • TA:情報科学コース M2 小池柾伎(こいけ まさき, 専門:教育工学)
  • SA:情報科学コース B2 棚瀬旺和(たなせ きみかず)

  • TA = ティーチング・アシスタント(大学院生のアシスタントさん)
    SA = ステューデント・アシスタント(学部生のアシスタントさん)

情報科学コースの歴史

  • 1630年代、整数論の難問「フェルマ予想」提唱:

    3 以上の自然数 n と、自然数 x, y, z が、 xn + yn = zn を満たすことは無いであろう

  • 1950年代中頃、保型形式の整数論において「志村予想」提唱:

    整数係数の楕円曲線は全てモジュラーであろう

  • 1980年代中頃、志村予想フェルマ予想を導くことが判明。
  • 1960年代後半、保型形式に関する「土井-長沼膨張写像」の発見。
     ⇒ 「底変換の理論」へと発展する。
  • 1990年代中頃、底変換の理論を用いて志村予想が証明される。 従ってフェルマ予想も証明された。
  • 1983年、長沼先生が高知大学理学部数学科教授に就任。
  • 1990年、長沼先生他が情報科学科を設立。

塩田の紹介

  • 学部から博士課程まで、保型形式の整数論を研究 ... こんなデータを計算します。
  • 修士論文において実二次体上定義される「志村の楕円曲線」を計算。
  • 博士論文において、50年間の未解決問題「ヘッケ予想」を解決。
  • 1990年、情報科学科設立に参加。情報科学分野へも進出。
  • 整数論、暗号理論、誤り訂正、アルゴリズム、等が専門。
  • 難病の心臓病 拡張型心筋症 と格闘中。
  • 伝統行事 の記録保存活動にも参加。