第9回の教材(2)

はじめに

 今日と次回の2回は表計算ソフトの実習をします。 テキスト形式で配布されたデータを取り込んだり、 計算機能を使ってデータを作成したりして、 それをわかりやすくグラフで表示する、という練習をします。

Excel の起動

[スタート] → [(すべての)プログラム] → [Microsoft Office] → [Microsoft Office Excel 2003] または [Microsoft Office Excel 2007]

セルの選択

  • 例えば B1 のセルを選択するには、

    • B1 のセルの中でクリックするか、
    • 入力バーの一番左の窓に b1 と書いて [Enter]

  • 複数のセル、 例えば A1 から C3 のセルを選択するには、

    • A1 のセルから C3 のセルまでドラッグ
    • A1 のセルでクリック → C3 のセルで Shift キーを押しながらクリック
    • 入力バーの一番左の窓に a1:c3 と書いて [Enter]

  • 行番号や列番号をクリックすると、その行や列全体が選択されます。 (ドラッグして複数の行や列を選択することもできる。)

  • 一番左上の □ をクリックすると表全体が選択されます。

  • 選択された範囲の一番左上のセルがアクティブセル(入力可能なセル)になります。

  • 横の並びが「行」、縦の並びが「列」。
    漢字の中に2本の横棒があるのが「行」、2本の縦棒があるのが「列」と覚えましょう。
    (実はこれは線形代数では大事なことで、
    ・「左」から行列を掛けること = 「行」変形、
    ・「右」から行列を掛けること = 「列」変形、
    という関係がある。)

セルへの入力

  • まず A1 のセルに文字を書き込んでみましょう。

    1. A1 のセルを選択
    2. A1 のセルまたは入力バーへ文字を書き込んで [Enter]

  • 連続したセルに同じデータを入力するときは次のようにします。 (A1のデータをA1からC3にコピーする場合)

    • A1で右クリック → [コピー] → A1からC3のセルを選択 → [貼り付け]

  • 連続したセルに連続したデータを入力することも簡単にできます。 (A1E1に 1~5 を入力する場合)

    1. A1 に 1 を入力
    2. B1 に 2 を入力
    3. A1 から E1 までをドラッグ

    または

    1. A1 に 1 を入力
    2. A1 から E1 までをドラッグして選択
    3. Windows 7, Vista : [ホーム]タグ → [編集]の枠 → 下向き矢印のボタン → [連続データの作成]
      XP : [編集] → [フィル] → [連続データの作成]
    4. オプションを、行、加算、増分値1として[OK]

  • あ001 ~ あ005 のように文字の入った連続データもこの方法で入力できるのが嬉しい。