応用数学 第4回 (6) 今日のまとめ

今日のまとめ

  • 2階線形微分方程式を解くことは
    • 補助方程式の一般解(=2つの一次独立な解の一次結合)を求めること
    • 特殊解をひとつ求めること
    という2つの作業に分けられます。
  • 定数係数2階線形微分方程式の補助方程式の解は、2次方程式を解くだけで簡単に書けます。
  • 定数係数2階線形微分方程式の特殊解をひとつ求める方法として
    • 未定係数法
    • 定数変化法
    の二つを勉強しました。
  • 未定係数法はある仮定のもとで適用できます。
  • 定数変化法を実行すると、補助方程式の解を用いて特殊解を積分の形で書く公式が得られます。

次回予告

 次回は一般の2階線形微分方程式の解法をやります。

自主学習の例

  • 教科書 p.27, 問題 8.1 ( 特性方程式を用いる )
  • 教科書 p.28, 問題 8.2 ( 未定係数法を用いる )
  • 教科書 p.28, 問題 8.3 ( 定数変化法の定理を用いる )

受講確認

  • 塩田宛に受講確認メールを送信してください。
    • 件名には、
        [自分の学籍番号] 応用数学10月27日の受講確認
    • メール本文には、
        今日のキーワード:未定係数法
    と書いてください。
  • 塩田メールアドレスは shiota@is.kochi-u.ac.jp ( @は小文字に直してください。) です。