専門コア情報処理演習(塩田クラス)
(理学部 数理情報科学科い組 対象)
第3回の教材(2)
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□ ; | > >! >> <
複数のコマンドを続けて実行したいときは ; でつなぐ。例えば
cp ~shiota/scjse/latin11 . ; more latin11
を実行すると、
shiota のホームディレクトリにある latin11 というファイルを自分のカレントディレクトリへコピーし、
続いてその内容を表示させる
( 外部の方は
latin11 はここからダウンロードしてください。
)
ひとつのコマンドの出力を次のコマンドの入力にするには | を使う。 (パイプという。キーはキーボード左上の¥のシフト) 例えば
cat latin11 | sort
を実行すると
テキストファイル latin11 の内容を
sort コマンド(文字コードの若い順に行を並べかえ表示するコマンド)に渡す
コマンドの出力をテキストファイルに保存するには > を使う(
リダイレクション
)。 例えば
ls > abc
を実行すると、ls コマンドの結果を abc というテキストファイルに保存する。 確認しよう:
cat abc
既存のファイルを > の出力先に指定すると
上書きされてしまう
ので注意。 例えば
date > abc
を実行すると、今度は abc に date コマンドの結果が上書きされている:
cat abc
で確認しよう。(かつては上書きには >! をというリダイレクションを用いていた。)
コマンドの出力を既存のファイルの末尾に追加するには >> を使う。 例えば
cal >> abc ; cat abc
を実行してみよう。
既存のファイルをコマンドの入力にするには < を用いて、例えば
sort < latin11
のようにする。
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