平成14年度 専門コア情報処理演習
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(理学部 数理情報科学科イ組 対象、塩田教官)
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12月17日の教材
次回(年明けになります)はパソコンとこのシステムの間のファイル転送をやりますので、
ノートパソコン
LAN ケーブル
を持ってきてください。(貸与パソコンを返却した人は無くていいです。)
年明けの日程は未定ですので、日付けは追って掲示します。
今日は TeX ( テフ ) の2回目です。
コマンドは山のようにありますので 「どんなことが出来るか」だけを覚えておいて、 必要なときに必要なコマンドを捜せるようになりましょう。
□ 準備
まず端末エミュレータを開いてディレクトリ scjse に移動しましょう。
cd scjse
塩田のホームディレクトリから sample8.tex, sample9.tex, sample10.tex を 自分のディレクトリにコピーしてください。
cp ~shiota/sample8.tex .
cp ~shiota/sample9.tex .
cp ~shiota/sample10.tex .
前回お休みした人は塩田の
px コマンド
( TeX のコンパイル作業をするシェルスクリプト ) もコピーしてください。
cp ~shiota/px .
□ 文字フォント・文字修飾など
sample8 は、文字フォントや、文字修飾などのサンプルです。
コンパイルしてソースと見比べてください。
□ 数式
sample9 は数式の書き方のサンプルです。
文章中の数式は $ と $ で囲みます。
$$ と $$ で囲むと式だけの行を作ります。
= の位置を揃えたいときは eqnarray 環境を用います。
具体的なコマンドはそれぞれソースを見てください。
□ 今日の課題
sample10.tex の表紙のユーザID と名前を自分のものに書き換えてください。
sample10.tex の中に、 次の画像の式を表示するようなコマンドを 作成してください。
コンパイルののち
lp sample10.ps
と打って印刷したものを提出してください。
うまく印刷できない人は、別のブロックのプリンタに出力するとうまくゆくかもしれません。
lp -d pr2 sample10.ps : 一番前のプリンタへの出力
lp -d pr3 sample10.ps : まん中のプリンタへの出力
lp -d pr4 sample10.ps : うしろのプリンタへの出力
□ 参考文献
LaTeX には、図を描く機能や自動的に索引を作る機能を始め、 まだまだたくさんの機能があります。 興味のある諸君のために、次の参考書を挙げておきます。
伊藤和人著、LATEX トータルガイド(秀和システムトレーディング株式会社)
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