計算機実験 II(塩田・森教官) 番外編

  授業では教えなかったワザ集

[1] 引数を取るコマンドの作り方

実行ファイルをコマンドとして扱う場合、n番目の引数はプログラム中で argv(n,a) という手続きで文字列型変数 a に取り込むことができる。 例えば次のプログラムをコンパイル

   pc -o bangai1 bangai1.p

して

   bangai1 abc

を実行すれば、abc という名前のテキストファイルが作成され、 出力が abc の中に書き込まれる。

program bangai1;

var
  a:varying[50] of char;
  f:text;
  i:integer;

begin
  argv(1,a);
  rewrite(f,a);
  for i:=1 to 10 do write(f,i:3);
  close(f)
end.
Cプログラム:
bangai3(x,y)
int x,y;
{
  int i;
  for(i=x;i<=y;i++) printf("%5d\n",i);
}
PASCALプログラム:
コンパイル・実行命令: