高知大学 共通教育 平成１５年度 情報処理 II _y
（理学部 数理情報科学科い組 対象、塩田教官） _y
６月２５日の教材 (2)

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□　関数のグラフを描いてみよう

• グラフ機能を用いると関数のグラフを描くことができます。

• 例として３次関数 y=x³-2x のグラフを描いてみましょう。
  

• まず x の値を書きます。
  1. ［ファイル］ → ［新規作成］ → ［空白のブック］
  2. A1 のセルに -2 を入力。
  3. 左上の窓に a1:a41 と打ち込んで A1 から A41 までのセルを選択。
  4. ［編集］ → ［フィル］ → ［連続データの作成］。
  5. 増分値を 0.1 にして [OK]。 （以上の操作は
     • A1 のセルを選択。
     • ［編集］ → ［フィル］ → ［連続データの作成］。
     • 範囲は列、増分値を 0.1、停止値を 2 にして [OK]。
  でもできます。）

• 次は関数値の計算です。
  1. B1 のセルを選択。
  2. 入力窓に = $a1^3 - 2*$a1 と入力し [Enter]
     • $a1 は、B1 のセルから見て、 絶対参照 $a （いつもA列を指す）と、 相対参照 1（アクティブセルと同じ行を指す） の位置のセルを意味します。
     • ^2 は二乗の意味です。
  3. B1 のセルを選択。
  4. 右クリック → [コピー]。
  5. 左上の窓に b1:b41 と入力して B1 から B41 までのセルを選択。
  6. [編集] → [張り付け]

• ではグラフを描きましょう。
  1. B列全体を選択。
  2. グラフウィザードボタンをクリック。
  3. 「グラフの種類」は折れ線を選択し、[次へ]。
  4. グラフウィザード 2/4 のウィンドウで「系列」シートをクリック。
  5. 項目軸ラベルに =Sheet1!$A$1:$A$41、 名前欄に y=x^3-2x と入力して [完了]。
  6. 座標軸の数字が傾いているので、 x 軸のあたりで右クリック → 「軸の書式設定」 → 「配置」 → 方向で -90度を入力して [OK]。

• 折れ線の色を変えたければ、折れ線の上で右クリック → [データ系列の書式設定] → 好きな色を選択して [OK]

• 完成したら 030625a.xls という名前で保存しておきましょう。

□　複数の関数のグラフ

もこんなふうに描くことができます。

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