高知大学 共通教育 平成13年度 情報処理 II
y
(理学部 数理情報科学科い組 対象、塩田教官)
y
5月9日の教材
□ フロッピィディスクへのバックアップ
コンピュータもときどき壊れることがあります。 大事な仕事をしているときは、こまめにファイルをバックアップしましょう。
前回作った、メールの署名ファイル signature.txt をフロッピィディスクに保存してみましょう。
デスクトップのマイドキュメントのアイコンをダブルクリックして、 signature.txt のアイコンをクリックすると、signature.txt の色が反転します。
そこで右クリック → [送る] → [3.5インチFD]、とするか
[ファイル] → [送る] → [3.5インチFD]
エクスプローラを使う方法もあります。
[スタート] → [プログラム] → [エクスプローラ] でファイルエクスプローラが開きます。
左の窓の My Documents をクリックすると、 右の窓に signature.txt たちが現われます。
signature.txt を、左の窓の 3.5インチFD へドラッグすればコピーができます。
複数のファイルを同時につかむには
2つ目以降は [Ctrl] キーを押しながら左クリックするか、または、
アイコンを少し外した場所からドラッグします。
□ ディレクトリ構造
もう一度 [スタート] → [プログラム] → [エクスプローラ] でファイルエクスプローラを開いてみてください。
黄色いアイコン(ファイルボックスの形のもの)はフォルダと呼ばれ、 ファイルや子フォルダを入れる鞄のようなものです。
エクスプローラの左の窓はそのフォルダの入れ子構造(ディレクトリ構造) を表しています。
例えば Netscape の本体 ( netscape.exe ) がどこにあるかみてみましょう。
Program Files の左の + マークをクリック
Netscape の左の + マークをクリック
Communicator の左の + マークをクリック
Program のアイコンをクリック
右の窓に netscape.exe が居ました。
□ フォルダやファイルを作ろう
My Document のアイコンをクリックしてください。 My Document がワーキングディレクトリ(現在の作業場所)になります。
[ファイル] → [新規作成] → [フォルダ] で「新しいフォルダ」というアイコンができます。
ここでキーボードを打つと「新しいフォルダ」の名前を変えることが出来ます。 例えば dummy と打つと、新しいフォルダに dummy という名前が付きます。
ファイルやフォルダの、既に付いている名前を変えたいときは、
アイコンで右クリック → [名前の変更]、または
名前のあたりでクリックすると、3. と同じ状態になります。
例えば signature.txt のコピーを dummy に作るには
Ctrl キーを押しながら signature.txt のアイコンを dummy のアイコンへドラッグするか、または
signature.txt のアイコンをクリックしておいて [編集] → [コピー]、そののち を dummy のアイコンをクリックして [編集] → [貼り付け]
要らないファイルを消すには
アイコンをクリックして [ファイル] → [削除] とするか、または
デスクトップの「ごみ箱」のアイコンへドラッグします。
フロッピィディスクの中の signature.txt を捨ててみましょう。
「ごみ箱」に入っているファイルは復活させることができます。
「ごみ箱」に入れたファイルを本当に消し去るには、 ごみ箱のアイコンを右クリック → [ごみ箱を空にする]
□ 電子メールのコピーをつくろう
電子メールは、何もしなければサーバコンピュータに保存されていますが、 いつでも見られるようにコピーを自分のコンピュータに置いておくことができます。
まず
右上の窓で、保存したいメールの行で右クリックして → [メッセージを保存]、または
下の窓に保存したいメールを表示させておいて、 窓の中で右クリックして → [メッセージを保存]、または
下の窓に保存したいメールを表示させておいて、 [ファイル] → [名前を付けて保存] → [ファイル]
すると「名前を付けてメッセージを保存」画面が現われるので、 ディレクトリを選択したり名前を付けたりして [保存]
例えば、塩田からのテストメールを、My Document の中に 010509.txt という名前で保存してみてください。
My Document を開いて 010509.txt のアイコンをダブルクリックすれば 保存したメールを読むことが出来ます。
□ 電子メールのアドレス帳
メールをよく出す相手のアドレスをアドレス帳に登録しておくと、 アドレスを打ち込むこと無くメールを出すことが出来ます。
既にもらったメールがあれば、メッセージヘッダー枠の中でそのメッセージの項目をクリックして、
差出人:
xxxxxx@xx.xxxxxx.xx.xx
のアドレスの上で右クリック → [アドレス帳にアドレスを追加]
「新しいカード」という編集画面が現われるので、必要な項目を書き入れて [OK]
新しいアドレスを追加するには、
[タスク] → [アドレス帳] → [新しいカード] で新しいカードを編集し、[OK]
アドレス帳を使って送信するには、 [新しいメッセージ] → [アドレス] → 送信したい相手を選択し、[宛先] → [OK]。 これで送信先の入ったメール作成画面が現われます。
送信したい相手を複数選択すれば、同時に何人にもメールを送ることが出来ます。
Cc: というのはカーボンコピーと言って、やはり同じメールを送付します。( Cc: で送ると「ついで」という雰囲気になります。)
同時に同じメッセージを送ることの多いグループは メールリストに登録することもできます。
[タスク] → [アドレス帳] → [ファイル] → [新規作成] → [メールリスト]
でメールリスト編集画面が現われますので、 そのグループに名前を付け、アドレスを(入力するか、ドラッグして)登録してください。
情報処理 II '01 のページへ