高知大学 共通教育 平成12年度 情報処理 II
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(理学部 数理情報科学科い組 対象、塩田教官)
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6月28日の教材
今日はプレゼンテーションソフト PowerPoint の使い方のデモンストレーションです。
(推奨機以外の人には PowerPoint が入っていないことがありますので、
使い方は説明しますが、
課題にはしません。)
- [スタート]→[プログラム]→[Microsoft PowerPoint]
- 「新しいプレゼンテーションの作成」で「インスタントウィザード」を選択し[OK] →[次へ]
- 「プレゼンテーションの種類」で「一般」の「一般」を選択 →[次へ]
- 「使用方法」で「プレゼンテーション、...」を選択 →[次へ]
- 「プレゼンテーションの発表方法」は「オンスクリーンプレゼンテーション」を選択 →[次へ]
- 「プレゼンテーションのタイトル」を記入し →[次へ] →[完了]
- 画面左下の表示形態ボタンで、それぞれ左から
- 標準表示 ... 右上に大きくスライド、左にアウトライン(テキストでの編集画面)、右下にノート(聴衆には見せないメモを書くところ)
- アウトライン表示 ... 左に大きくアウトライン、右上にスライド、右下にノート
- スライド表示 ... スライド1枚ずつの大きな表示(ここでも編集ができます)、左にはスライド番号の一覧
- スライド一覧表示 ... 小さなスライドの表示
- スライドショー ... ディスプレイ全面での正式なプレゼンテーション
が選択できます。
- アウトラインの左端の数字はスライド番号を表します。
- ごく普通の日本語入力でスライドを編集できます。
- Tab キーを使うと第5レベルの個条書きまで書けます。
- スライドの切り取り、コピー、貼り付けなどももちろんできます。
- 失敗したら[編集]→[元へ戻す]、または「元へ戻すボタン」をクリック
- 左端の番号で編集したいスライドの番号を選択します。
- 文字の書いてある辺りでクリックするとテキストボックスが表示され、
その中の文章を編集できます。
- WORD の使い方と同じようにして、文字の大きさ・色・フォントを変えることができます。
- テキストボックスの枠をつかめば、テキストボックスの大きさを変えたり位置を動かしたりできます。
- 新しいテキストボックスを作るには [挿入]→[テキストボックス]→[テキストボックス]
- 小さなスライド表示からスライドをダブルクリッしても大きなスライド表示に移ることができます。
- [スライドショー]→[実行]、またはスライドショーボタンで開始します。
- ディスプレイ全面がスライドになります。
- Enter またはクリックで次のスライドに移ります。
- Back Space キーで前のスライドに移ります。
- Esc キーで終了します。
- [書式]→[デザインの適用]で背景のデザインが変えられます。
- [書式]→[スライドのレイアウト]でタイトルと個条書きの縦書き・横書きなど、
レイアウトの変更ができます。
- [スライドショー]→[既定のアニメーション]でアニメーションが作成できます。
□ 画像の取り込み( GIF 画像、BMP 画像の場合 )
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- GIF, BMP, JPG など画像の形式についてはこちらへ。
- [挿入]→[新しいスライド]
- レイアウトは例えば白紙を選択し →[OK]
- 挿入したスライドを選択し[表示]→[スライド]
- [挿入]→[オブジェクト]→ 「ファイルから」を選択し→[参照]
- 挿入したい画像ファイルのアイコンを選択し →[OK] →[OK]
- 取り込まれた画像の縁を掴んでドラッグすると大きさが変えられ、
- 画像の内側を掴んでドラッグすると挿入位置が変えられえます。
- JPEG 画像は BMP 画像に変換しておきましょう。
- (例えば Explorer から JPEG 画像のアイコンをクリックして)JPEG 画像を開きます。
- [ファイル]→[名前を付けて保存]
- 「ファイルの形式」で「ビットマップイメージ(*.bmp)」を選択し →[OK]
- あとは上記「BMP 画像の場合」と同様です。
- 他のアプリケーションで作った色々なオブジェクトも、
スライドへ取り込むことができます。
- 例えば、Excel で作ったグラフを取り込んでみましょう。
- Excel での前処理:
- グラフだけ別のシートに保存し、
- [ツール]→[オプション]→[表示]→ 枠線のチェックを外し、
- → 保存。
- [挿入]→[オブジェクト]→ 「ファイルから」を選択し[参照]
- 目的のファイルのアイコンを選択し[OK] →[OK]
- 画像の取り込みと同様に、大きさ・位置を調整します。
- アニメーション機能を用いて絵や文字を動かすことができます。
- 絵や文字を選択
- [スライドショー]→[アニメーションの設定]
- 「アニメーションを付けるオブジェクト」にチェックマークを入れて
- 効果のオプションをそれぞれに選択
- [プレビュー] で動作確認をして
- 気に入ったら [OK]
- PowerPoint で作成したスライドを簡単に HTML に変換することができます。
- まずプレゼンテーションを保存して、
- あとは簡単、[ファイル]→[Web ページとして保存]
- Explorer を起動して My Document フォルダを見てみましょう。
プレゼンテーションと同じ名前で拡張子 .htm のファイルと、
拡張子 .files のフォルダができているはずです。
- HTML ファイルのアイコンをクリック
- ビットマップイメージ(拡張子 .bmp )は単純に画面1ドット毎の色情報を書き並べた画像情報ファイルです。
非常に情報量が大きい代わりに、画像を加工するには便利な形式です。
- GIF 画像(拡張子 .gif )は GIF 規格に基づき画像情報を圧縮した画像情報ファイルです。
使う色は256色に限定してしまいますが、
圧縮の過程では色情報が失われない方法です(可逆圧縮と言います)。
- JPEG 画像(拡張子 .jpg )は画像を8×8ピクセル毎のブロックに区切って
「離散コサイン変換」という作業を行ない、
人間の視覚にあまり影響しない情報をカットして画像を圧縮する方法です。
従って圧縮の過程で色情報がいくらか失われますが(非可逆圧縮と言います)、
GIF 画像より一般に 1/3 程度の情報量に圧縮できますのでインターネットでやりとりするのに適しています。
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