第15回の教材(3) 演習編 課題

Python プログラミングの約束

  • # より後ろは行末まで注釈文になり、ここにはプログラムの説明などを書きます。日本語も書けます。
  • プログラム本体は半角のアルファベットで書きます。空白も半角で書きます。
  • 基本的に1行にひとつの式を書きます。
  • 同じ文字数だけ字下げされた連続する行のことを「ブロック」と呼び、for 文などで繰り返し部分を表します。

kadai.py の最初の部分

 kadai.py の最初の部分は 1 から n までの整数の和を求めて出力するプログラムです。
print('1 から n までの和を計算します。')
s = 0
for i in range(1, n + 1): 
    s = s + i
print('答 =', s)
print()
  • 和を格納する変数 s に最初は 0 を代入しておきます。
  • for i in range(a, b): とは、整数の変数 i を a から b - 1 まで変化させて「以下のブロック」を繰り返す、という命令です。 「以下のブロック」はここでは s = s + i のことです。
  • s = s + i とは、右辺の s + i の計算結果を、左辺の変数 s に上書きすることを表します。
  • for 文で i を 1 ずつ増やしながら s にたしてゆくので、繰り返しが終了すると s の値は 1 + 2 + ... + n になります。
  • print 文で結果を出力します。
  • print() と書くと空白行が出力されます。

課題

 kadai.py の最初の部分をまねて、「ここを埋めよ」の部分を完成してください。
  • 課題1: 1 から $n$ の2乗の和を求めてください。
  • 課題2: $2^0$ から $2^n$ の和を求めてください。
  • 課題3: 1 から $n$ の積 ( $n$ の階乗 ) を求めてください。
  • 時間が余った人は、発展課題に進むか、他のサンプルプログラムで遊んでください。

提出方法

  • 今回は メール本文にプログラムを丸ごとコピペして 塩田まで提出してください。 ( Outlook は拡張子 .py のファイル添付を拒否するみたいですので。)
    • メールは ここからログイン して Outlook → 新規作成
    • 宛先は shiota@is.kochi-u.ac.jp
    • 件名は、自分の学籍番号を入れて
        情報処理7月26日の課題[自分の学籍番号]
  • 次回を締切の目安にしてやってください。
  • 課題を複数回分まとめて提出されると見落とす危険があります。 多少面倒でも1日分ずつ送信してください。