第4回の教材 (2)   データサイエンスとは
データサイエンスとは
ビッグデータ(大量に収集・蓄積されたデジタルデータ)を分析して、有用な情報を引き出すための科学です。
データサイエンスが注目される背景
としては次のようなことが挙げられます:
- デジタル機器の普及と IoT の進展によるビッグデータの蓄積
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普及している機器:
- インターネット
- パソコン
- スマホ
- タブレット
- クレジットカード、ポイントカード
- POS端末
- GPS搭載機器のいろいろ etc.
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収集されるデータ:
- 通信記録
- 検索履歴
- ネット通販・電子決済の記録
- GPSの位置情報
- SNS のデータ
- 静止画・動画
- 気象情報・地震観測網 etc.
- コンピュータの性能向上
- 分析手法( AI 等 )の発達
※ IoT = Internet of Things:様々な機器がインターネットにつながること
ビッグデータ・AI の活用が期待される事例
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商業ビジネス:
- 個人へのおすすめ商品提示
- 商品陳列の工夫
- 在庫・仕入れの管理 etc.
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「レジ」関連:
- 客の顔認識をする決済不要の無人コンビニ( 実用化 )
- 入場時にQRコードをかざすだけの、レジの無いスーパー( 実用化 )
- 商品を自動判別するパン屋( 実用化 )
- 商品タグ・商品スキャン不要の無人レジ( 実証実験中 )etc.
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参考:
産業別のAI活用事例まとめ