第7回の教材(1)   講義編 レポート・論文作成のマナー
体裁について
受理した人が読み易いように心配りをしましょう。
- ここに サンプル があります。
- 表紙をつけて、次のことを明記します(表紙が指定されている場合は別):
- 題目(科目名など)
- 自分の所属、学籍番号、氏名
- 授業の日付
- 提出日
- 綴じてから提出します。バラバラになったら見てもらえません。
- 綴じるのは左上 です。
先生は右手にペンを持って左手でページをめくるので、左上を綴じてあると人間工学的に作業がしやすいからです。
( 先生が左利きの場合は逆かもしれないけれど)
- ですます調か、である調かを統一します。
- ページ数が多い時は目次をつけましょう。
内容について
- ネットを検索すればそれらしい文章はいくらでも出てきますが、自分で考えたことの報告がレポート です。
- 「こたえ」は「応え」、自分がその課題に対してどう応じたかが「こたえ」です。
- 先生は正解は知っているのです。学生さんに教えてもらう必要はありません。先生がが知りたいのは「学生がどこまで理解しているか」です。そこを間違えないように。
- 「考察を書け」と要求されているのに「感想」を書く人がいます。「○○が難しいと思いました」って、小学生じゃあるまいし!
課題について考えて察するところを述べてください。
- 引用はコピペではありません。
- 他人の主張を踏まえて自分の論理を展開することが引用の目的です。
- 他人の主張を単にコピペして体裁を繕ったのでは意味がありません。
引用のルール
- 引用元を必ず明記します。
- 引用には必然性がなければならなりません。
- 必要最低限の範囲に限ります。
- 改変は不可です。元の文章にたとえ誤字脱字があったとしても勝手に直してはいけません。
その他の注意
- 締め切りは厳守してください。
締め切って採点をしたあとにレポートを持って来られたら、
採点基準を思い出すところからまた全部同じ作業をしなければならない、というイマジネーションを働かせましょう。
- レポートは綺麗に持ち運びましょう。
特に工学系はお客さんに失礼があっては商売にならないので厳しくしつけられ、
クシャクシャなレポートは即ゴミ箱行きです。