データサイエンスについて
- おかみが音頭をとって、今年からデータサイエンスの内容が加わりました。
- コンピュータの性能が上がってビッグデータの解析ができるようになったので、これを色んなことに役立てよう、
そのためにデータサイエンシストを大量に養成しよう、という目論見です。
- 注意点が一つあります。それは、データを解析してわかるのは「相関関係」だけだということです。
- 本当に必要なことは「因果関係」を突き止めて、その原因の方を制御することです。
単に相関関係がわかっただけではものごとはコントロールできません。
- 「因果関係」を見極める能力は、コンピュータが使えたらできる、というものではありません。
自分の選んだ分野の勉強をまずはしっかりとやることが大事です。
CO2 が温暖化の原因だと言われていますが、
これに異議を唱える人もあります。
人間が生産活動をすればエネルギーを使います。
そのエネルギー効率が 100% なら環境へは流れ出ないのですが、
例えば発電所で作っているエネルギーのうち電気に変換できているのは、火力発電で 43% 程度、
原子力発電所では 33% 程度と言われています。
電気にできなかったエネルギーはせっせと地球を暖めているのです。
人間が生産活動をすれば CO2 も環境に吐き出されます。
もしかすると CO2 と温暖化は単に「相関関係」があるだけで、
本当の原因は人間の生産活動ではないか、という説です。
何が本当かは、皆さんが自分で考えていきましょう。