第7回の教材(2)   演習編 表計算ソフト Excel その2

Excel の計算機能

  • 今日は Excel の計算機能を覚えます。まずは 課題のドキュメント(L07.xlsx) をダウンロードしてください。
  • サンプル(計算前)には、10人の人の身長と体重が書き込んであります。 これを元に、BMI(ボディー・マス・インデックス)の値と、肥満・標準・やせ過ぎの判定を書き込んだのがサンプル(計算後)です。
  • 例えば有光君の BMI の計算は
    1. E3 のセルを選択
    2. 入力欄に = D3 / POWER((C3/100),2) と記入
  • また、有光君の肥満・標準・やせ過ぎの判定は
    1. F3 のセルを選択
    2. 入力欄に = IF(E3>=$C$15,"肥満",IF(E3<$C$14,"やせ過ぎ","標準")) と記入
  • $C$15 のように $ の付いたセル番号は 絶対参照 と言い、 計算式をどこにコピーしても同じセルを参照します。 今の場合、$C$15 は標準体型の BMI の上限を、$C$14 は下限を表します。
  • $ の付いていないセル番号は は 相対参照 と言います。 たとえば、E3 のセルから見て D3 は左隣ですので、この式をコピーすると左隣のセルを参照します。
  • E4 ~ E12 のセルに E3 の式をコピーすると、それぞれの BMI が計算できます。
  • F4 ~ F12 のセルに F3 の式をコピーすると、それぞれの肥満・標準・やせ過ぎが判定できます。
  • データの並べ替え方も覚えましょう。

課題

  • L07.xlsx の「6月6日の課題」のシートを開けてください。 生徒30人分の5科目の試験成績が書いてありますので、次の成績処理をしてみましょう:
    1. 生徒ごとの合計点を計算しましょう (SUM)
    2. 科目ごとの平均点を計算しましょう (AVERAGE)
    3. 合計点の平均点を計算しましょう (AVERAGE)
    4. 合計点が全体の中で何番目かを求めましょう (RANK)
    5. 合計点が平均点以上の人はA, 平均点未満の人はBの評価を記入しましょう (IF)

  • 完成したら メール に添付して塩田まで提出してください。
    • 宛先は shiota@is.kochi-u.ac.jp
    • 件名は
      B183P999Z 6月6日の課題
      のように書いてください。

課題の補足

  • データの並べ替え(成績順)
    1. b2:j32 を選択
    2. データタグ → 並べ替え
    3. 「先頭をデータの見出しとして...」にチェック
    4. 最優先されるキーを「合計点」
    5. 順序は「大きい順」にして OK