高知大学 共通教育 情報処理 |
(理学部 対象、担当 塩田) |
第12回の教材 (1) |
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- ネット上で秘密情報をやり取りするには暗号が必須。
- アルファベットを1文字ずらすだけ。
- 結構読めない。
- 換字(かえじ)式:シーザー暗号のように文字を文字に変換する方式
- 置換式:文字のポジションを一定のルールで入れ替える方式
- 暗号化:平文(ひらぶん、そのまま読めるデータ)を暗号文に変換すること
- 復号化:暗号文をもとの文に逆変換すること
- 暗号化関数に用いられるパラメータを暗号化鍵、
復号化関数に用いられるパラメータを復号化鍵と呼ぶ。
- 共通鍵暗号:暗号化鍵から復号化鍵がすぐわかる暗号。
- 1977年以前は共通鍵暗号しかなかった。
- 不特定多数が暗号通信するには膨大な個数の鍵が必要。
- ネット上で鍵を打ち合わせることもナンセンス。
→ ネット時代には不向き
- 公開鍵暗号:暗号化鍵からは復号化鍵が計算できない暗号。
- 暗号化鍵を公開して、自分への通信はこの鍵を使って暗号化してもらう。
- 自分だけが持っている復号化鍵で復号する。
- RSA暗号、エルガマル暗号、楕円曲線暗号などが有名。
- Thunderbird なら Enigmail というアドオンを入れれば誰でも暗号通信ができる。
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