高知大学 共通教育 情報処理 |
(理学部 対象、担当 塩田) |
第6回の教材 (1) |
戻る / 次へ
- 集中型と分散型
- 集中型:銀行のオンラインシステムやコンビニの流通管理システムなど。
- 分散型:もっと自由なつなぎ方。
- LAN, WAN, インターネット
- LAN(local area network):例えば朝倉キャンパス内のネットワークや、情報科学棟のネットワークなど、局所的なネットワーク。
- WAN(wide area network):本社と支店のLAN同士をつなぐような、広範囲にわたる、しかしある意味閉じたネットワーク。
- インターネット:世界中のコンピュータネットワークをむすぶ。
- LANの形態
代表的なものは
- 1969年、アメリカ合衆国の軍事目的の研究プロジェクト ARPAnet が始まり。
- 日本では1984年、有志による実験が始まる。
- 高知大は早くからインターネットに接続していて、たとえば
菊地先生(応用科学科長)の気象情報頁はホームページの魁。
- プロトコル = 通信規約
- IPアドレス
... コンピュータ固有の4バイト(=32ビット、256進数4桁で書く)の番号。
上位の番号はドメインを、下位はホストを表す。
- ドメイン:ネットワークの1単位。たとえば高知大学の s ドメインなど。
- ホスト:ドメイン内の個々のコンピュータ
- アドレスの枯渇問題 ... 4バイトの番号は目一杯使っても約40億通りで、もはや足りていない。そこで対策として
- DHCP環境:ネットワークに接続した時だけアドレスを発行する仕組み。
この教室やメディ森でノートPCを接続するとこの仕組みが働く。
- IPv6:128ビットのアドレスを用いる新しい仕組み。現行の IPv4 との兼ね合いが難しい。
- IP
... インターネット・プロトコル。
宛先、差出人、発信日時、データの大きさなどの情報をつけてパケットをやり取りするための通信規約。
- TCP
... 大きなデータをいくつかのパケットに分割して送信、着信後もとの状態に戻すための通信規約。
戻る / 次へ