高知大学 共通教育 情報処理 |
(理学部 対象、担当 塩田) |
第3回の教材 (1) |
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- アナログ:自然にある、連続的な量
- デジタル:離散的(不連続)な量。2進数で表すことが多い。
→ 電圧の高低で2進数を表して電気的に処理することができる。
- デジタル信号は雑音に強いのが利点:
平成17年秋の公開講座 第4回「安全・確実に情報を伝える」
- しかし、デジタルデータは規格・仕様が変わると対応できる機器がなくなる恐れがある。
- アナログとデジタルは互いを補完し共存すべき。
- 1 ビット ( 1 bit ) = 0 か 1 を表す情報の最小単位 ( 1 桁の2進数 )
- 1 バイト ( 1 B ) = 8 ビット ( 8 桁の2進数 )
- 1 バイトで表すことのできる情報は、場合の数 28 = 256 通り
- データやファイルの大きさはバイトと K, M, G, T で表す。
(ただし、2進数に合わせて
- 1 キロ = 1024 倍 ( 1024 = 210 )
- 1 メガ = 1024 キロ = 220 倍
- 1 ギガ = 1024 メガ = 220 キロ = 230 倍
- 1 テラ = 1024 ギガ = 220 メガ = 230 キロ = 240 倍
が用いられることもあり、日常のキロ・メガ etc. と混在しているのが実情。)
- 例えば500万画素のデジカメ画像の情報量は約 2MB = 221 バイト = 224 ビット
- メモリ:
基本ソフトやアプリケーションプログラムを実行するために、プログラムやデータを一時保存する場所。
今どきのノートPCなら 256MB ~ 1GB くらいが標準かな。
- ハードディスク:
プログラムやデータを保存する場所。
今どきのノートPCなら 40GB ~ 100GB くらいが標準かな。
- メディアいろいろ:
- DVD : 4.7GB ( 1層 ), 9.4GB ( 2層 )
- MO ( 光磁気ディスク ) : 640MB, 1.28GB など
- CD : 640MB, 700MB
- フラッシュメモリ : 256MB, 512MB など
- コンパクトフラッシュ、スマートカード、メモリースティック ... 言い出したらきりがないわ
- FD ( フロッピィディスク ) : 1.44MB
- 誤り無く読み書きできるように「誤り訂正符号」という技術を用いるので、
本当は、記録できる情報量の数倍の記録容量を持っていることが多い。
- CPU ( 中央処理装置 ) = コンピュータの頭脳
- 性能はクロック数で測って単位はヘルツ ( Hz )。ただし K,M,G,T は 10べきの方。
- 例えば 1GHz の CPU は 1 秒間に 109 個の基本命令を実行できる。
- 1層式の DVD-RW に 500万画素のデジカメ画像は約何枚保存できるでしょう?
- 700MHz の CPU で 50 秒掛かる計算を 2.5GHz の CPU で実行すると約何秒でできるでしょう?
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