アルゴリズム論特論(塩田)第9回 (4) 今日のまとめと課題2
今日のまとめ
- RSA 暗号に必要な大きな素数は、たとえばフェルマ・テストで作ることができる。
- RSA 暗号の正規ユーザが行う計算は高速にできる。
- カーマイケル数という合成数はフェルマ・テストでは誤判定される可能性があるが、
たくさんは無いのであまり気にしなくて良い。
課題2
- RSA 暗号の鍵 $p$, $q$, $n = p \times q$, $e$, $d$ をひと組、
- $p$ は丁度 1020 ビット
- $q$ は丁度 1028 ビット
- $e$ は 100 ビット以上
になるように生成し、
公開鍵 ($e$, $n$) を塩田に送信せよ。秘密鍵は各自保管しておくこと。
- 折り返し塩田から暗号文を返送するので復号せよ。
正しく復号できれば復号文は8桁の数字になり、西暦4桁+月2桁+日2桁である著名人の誕生日を表している。
その著名人も答えよ。
- 提出期限 : 6月30日
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