アルゴリズム論特論(塩田)2021年度 第7回

 今日は、法演算のもう一つの表記法として「剰余類」というものを学びます。 同じことを表しているのならわざわざ別の表記法を作らなくてもいいじゃないかと思うかもしれませんが、 表記法の違いがものの見方を変えて、それに従って新たな思考ができたりするのです。 フェルマの小定理の発展形であるオイラーの定理も、そういう思考の上で証明できます。

  1. 剰余類
  2. 既約剰余類
  3. オイラーの定理
  4. RSA暗号設計のための補題
  5. 今日のまとめ